福島県で採取したチョウのほとんどが被曝による奇形だらけ
東京電力福島第1原発事故の影響により、福島県などで最も一般的なチョウの一種 「ヤマトシジミ」の羽や目に異常が生じているとの報告を、 大瀧丈二琉球大准教授らの研究チームが10日までにまとめ、英科学誌に発表した。 放射性物質の影響で遺伝子に傷ができたことが原因で、 次世代にも引き継がれているとみられるという。 大瀧准教授は「影響の受けやすさは種により異なるため、他の動物も調べる必要がある。 人間はチョウとは全く別で、ずっと強いはずだ」と話した。 (2012/08/10-21:31 時事ドットコム)